劇場版Fateが駄作かつ素晴らしかった件

本日、劇場版Fateを見てきた。
有給をとって見に行くとかちょっとブルジョアな気分だ。


実はFateの映像化されたものを見るのは、製品のオープニングを除けば、これが初めての機会。
色々と楽しみだった。


劇場版 「Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS」公開初日の舞台挨拶、「上映する前にひとつ問おう。ここはリリカルなのはの劇場ではないぞ」 - GIGAZINE
を見て、ちょっと初日に行けばよかったかしらと思ったけど、まぁ気にしない。


まず、期待はずれだった点。


1つ目。これはファンのかたには申し訳ないが、凛の声がイメージと違う。
アニメ版がある以上今更ですね。
これは好みの問題ですが、もう少し低い声かなって思う。


次に時間の尺。
この点が駄作認定に至る理由。


これは劇場故に、制限時間があるって話でもあるけど、とにかく説明がない。
ある程度の流れが分かっていて当然の信者仕様になっていた。
聖杯戦争とは何かという話ですらなく、そもそもお前ら誰よというレベルで一切の解説が存在しない。
内容を8割カットして見せ場だけ集めたダイジェスト集になっていた。
劇場版の癖に。


よって、これを機にFateってどんなものか見てみようって人にはまったく向かない内容になってる。
予習してから行くべし。ゲームをやることでネタバレになるかも知れませんが、ゲームをやらないことで意味がわからない映画を観るよりかはまったく良いと思う。


それ以外、映像や演出など含め、ほぼ問題なく、ぬるぬる動くFateが観れて嬉しかったくらい。


今回の目的は、UNLIMITED BLADE WORKSでの固有結界をどう描写するのか。
それだけのために行ったので、中々満足できました。
ギルガメッシュとの戦闘はもう少し派手になるかと思ったので、その辺は少し残念ですが、がっかりというレベルではなく、おおよそ満足できるレベルだった。


ということで、結論ですが、ファンなら行っとけ、違うならやめとけという、ごくありふれた結論に至りましたとさ。