iPadを紙の代わりにするには?

iPad全員配布の名古屋文理大が調査、「紙のノート代わりにはならない」が過半数

iPadが紙の代わりにならない。
現状ではそりゃそうだなぁって思う。
正直、紙の万能さは異常。
Read、Writeともに抜群のパフォーマンスを誇る。


しかし、紙を上回るためにコンピューターが何をするべきなのかはある程度の想像がつく。
そして、それが10年以内に実現してるのではないだろうかとも思っている。
そんな訳でつらつらと書き綴ってみる。

情報の統合機能

現状のEvernoteDropboxが近いが、統一規格を作成し相互運用可能にしなくてはならない。
タブレットでもPCでも同じ情報にアクセスできる。これが理想系。
クラウドデスクトップは意外と一番この概念に近いのかも知れない。
スクリーン化にも近いが、UIが同じでなくても情報源がイコールならOK。

UIの革新

現状のマルチタッチスクリーンも十分に革新したのだけど、更にハイブリッドに進化して欲しい。
具体的にいえばPCの周辺機器にある液晶タブレットの機能。


通常のタッチ型スレートPCとしても使え、液晶タブレットのようにも使えたら紙に近づく。
専用ペンを使えば、紙に入力するのと同じ速度で記入ができて、かつOCR機能で文字コード化し、検索機能を提供することで、紙よりも魅力的になるだろう。


基本は画像で保存することになるのだから容量は掛かるけど、それもメモは単色と16色を基本設定にすればそんなにひどい事にはならないだろう。
フラッシュメモリの大容量化はSSD全盛の昨今、更に進化していくのは火を見るより明らか。

音声認識

紙に書くよりも話すことの方が圧倒的に早い。
しゃべることが出来る場所に限られるのが欠点だが、入力が容易というのは
アドバンテージはでかい。

キーボード接続

結局、ペン入力ができてもキーボードで打ちたい層が結構あると思う。
そもそも英語のスペルとかキーボードの指運で覚えてる事が多いしね。
例えば「Administrator」とか、スペルを言えと言われてもちょっと時間かかるけど
キーボードが前にあったら迷わず入力できる。


そんな旧来コンピューターに慣れ親しんだ人たちには、外部デバイスとして
キーボードが欲しい。
人によってはマウスが欲しいかも知れない。
そんな時に接続可能であれば問題は解決する。


なお、接続について、現在はモバイルにはBluetooth が一般的な訳だが、環境統合という意味ではWireless USB規格が普及して欲しいと願っている。
デスクトップ機器の周辺機器がUSB規格ばかりなので、接続先を変更するだけでPCでもモバイルでも使えるというのが理想的なのです!