外注と内製のお話

外注と内製では、第一線で活躍する名医と研修医くらい、知識量と経験値が違うと思っている。


結局は個人のスキルに依存する訳ではあるが、年間2件のシステム作成をしている処と、年間50件の処では経験値も違ってくる。
そしてそれはそのまま知識量に繋がる。


極論にはなってしまうが、経験できない現場では人材は育たないと言える。


もちろん、大手のSIerにも入社したばかりの経験値が少ない人もいるだろうが、
問題になりそうな場所は分かる人間がちゃんと押さえるから、大問題に発展することもすくない。


それでも漏れるときは漏れるだろうけど。
ただ、その場合、顧客側があまりにもシステムに無頓着だった場合が多い。


東証のみずほ問題だって、検収している側が必要なことを理解していなかったから
そのまま検収されてしまったとも言える。
(どれくらい瑕疵責任があるのかは知らないが)


そんな訳で、システム内製は、社内システムだけにしておけといいたい。
顧客に出すモノを素人に毛が生えた程度の人が作るのは正直お勧めできない。


若干、こちらの業界の人ということで、以上はポジショントークになっている側面はある。
しかし、偽らざる本音でもある。