才能があっても、食えないのなら、職業として選ばないこともある

アニメーターの生活改善

以下のエントリでアニメーターの話を記載していたので、別にアニメーターに限った話ではないのだけれども、取り敢えず論じてみる。
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51472619.html

個々人の所得云々について

確かに、安月給が嫌なら他の業種に行けばいい。
昨今は、適当な飲食店のバイトですらそこそこ出してくれる。

業界について

しかし、生活する上で、生きていけないと思えば、その道を捨てる事もあるだろう。夢があっても、霞食って生きている訳ではない以上、それは妥当な選択肢である。
夢に殉じる事を万人に望むべからず。

先細りの未来

誰も居なくなった先には、技術がなくなり、廃れた業界だけが残る。
刀鍛冶もヴァイオリンも昔のほうがいいものが出来た。
自分が好きな業界ならば、たとえ当事者でなくとも、声を上げていかなくてはならないのではないだろうか。

アニメがお仕事! 1巻 (ヤングキングコミックス)
石田 敦子
少年画報社
おすすめ度の平均: 4.5
5 ギョーカイ人のためのHow-to本
5 私が考えて、私が決めた道なんだ!
他人が気安く「考え直せ」なんて言うな!
4 アニメキャラは、描き手の命を吸って生きる。
5 熱くて、泣けます
4 趣味を仕事にするということ
何も知らないって思うなら、取り敢えずアニメがお仕事を読んでおくといいよ。

蛇足

ただまぁ、レイプレイに端を発した陵辱エロゲ問題については、黙して語らずが吉と愚考する。
ソフ倫の創立経緯とか考えると妥当な話だと思うんだ。普段はうざったいだけのソフ倫も、こんなときにはなくてはならない存在だと思えるよ。
日本では、エロいコンテンツなんて、こっそり消費するべきものなのだよ。みんなむっつりなんだよ。
だから、嵐が去るまではじっと耐える。ただ、それだけの話。