レベルデザインについて

任天堂の凄いところ

以下のエントリを読んで、ちょっと書きたいことがあったのではてダに書いてみる。
本を読んで分かった任天堂の「今そこにある危機」
任天堂の凄いところはやはり顧客満足度の高い製品を作ることにある。
特に、初心者から上級者まで、同じソフトを幅広いユーザーが楽しめるところにその醍醐味がある。
そして、それを支えてるのがレベルデザインだと思う。

レベルデザインとは

レベルデザインとは何か。まぁ、簡単に言ってしまえば、マリオにおける1面と8面の差異である。

スーパーマリオでは1-1はクリボーをちゃんと踏めればほぼクリアできる。最悪、踏まずともジャンプでかわせばいい。
しかし8-4では、燃え盛る炎を掻い潜り、正解ルートを見つけ出して、クッパを倒さねばならない。
1-1から8-4まで進めていくうちに、プレイヤー自身のプレイヤースキルが向上し、クッパに挑めるようなスキルを身につけているのである。

ゲーセンにおいて、格闘ゲームやシューティングなどが、上級者専用にシフトしていったのとは対照的である。
任天堂は、いついかなる時も、初心者にその門戸を開けているのである。

新規参入がない市場

新規参入がない市場は先細りしていく。それは自明のこと。
だから、上級者が初心者にコーチングしたり、なんらかの対策を行わないと市場が拡大していかない。
これはゲーム業界以外でも、色々な業界に当てはまる話だと思う。

いっしょにとれーにんぐ

いっしょにとれーにんぐ [DVD]
株式会社プリマステア (2009-04-24)
売り上げランキング: 25
おすすめ度の平均: 4.5
4 ボリューム不足だがいろんな意味で使えるかも
5 エロカワユス(^ω^;)
5 完全にコロンブスの卵
4 目の前にぶら下げたニンジン
1 ネタとしては良いが…。
そして、任天堂は一切関係ないが、いっしょにとれーにんぐはスピードが速くてついて行けないらしい。
これは明らかにレベルデザインができていない。(ニッチ市場における)コンセプトはよかったと思うだけに、その辺が残念。

個人的には、カウントの速さや実行回数に応じて、ボーナス(CGが埋まる、露出度があがる、アングルがきわどくなる、など)を得るといった、仕組みを用意するべきと思った。
筋トレの実力を上げることが、そのまま利用者への達成感を与え、継続させるためのモチベーションもあげることができたのではないかと思う。
そして月額500円くらいのWebサービスにして、定期的に新キャラや新イベントを追加すれば完璧である。